ノートパソコン向け各CPUの立ち位置とコスパ評価。

当店取り扱いのパソコンの中から一部抜粋して一覧にしてみました。

1. 用途を絞ればコスパ最強の超省電力モデル

  • Intel N100
    • 特徴: 高効率コア(Eコア)のみで構成されたTDP 6Wのモデル。
    • コスパ: 用途限定で最強。 事務作業、Web閲覧、動画視聴であれば全くストレスなく動作します。体感的には「第7世代 i5の若干下位〜低電圧i3上位」くらいの性能はあり、搭載PCが数万円台から手に入るためサブ機やライトユーザー向けとしてのコスパは圧倒的です。

2. インテル標準メインストリーム(第12世代〜最新リフレッシュ)

  • Core i5-1235U
    • 特徴: 性能重視のPコアと効率重視のEコアを組み合わせたハイブリッド構成が普及し始めた第12世代。
    • コスパ: 中古市場での狙い目。 すでにタマ数が豊富で価格がこなれてきており、予算を抑えつつ実用的なUSEDノートPCをお客様に提案する際の主力として非常に優秀です。
  • Core i5-1334U / Core i5-1335U
    • 特徴: 第13世代の標準モデル。1334Uは1335Uのクロックをわずかに抑えた廉価版(または供給先違い)の立ち位置ですが、実用上の体感差はほぼありません。
    • コスパ: 新品・新古品の「基準」。 現在のビジネスノートで最もスタンダードな選択肢であり、ハズレのない優等生です。
  • Core 5 120U
    • 特徴: 新しい「Core(シリーズ1)」ブランディングですが、中身は第13世代ベースのリフレッシュ(実質後継)版です。最大クロックが引き上げられています。
    • コスパ: 性能の劇的な飛躍はないため、もし仕入れ時などに1335U搭載機との価格差が大きい場合は、あえて1335Uを選んだ方が実質的なコスパは高くなります。

3. 内蔵グラフィックスに優れるAMD勢

  • Ryzen 5 7535U
    • 特徴: Zen 3+世代ですが、内蔵GPUに強力な「Radeon 660M (RDNA 2)」を搭載しています。
    • コスパ: マルチメディア・軽負荷ゲーム向けで高コスパ。 CPU処理能力に加え、インテルの同クラスよりグラフィック性能で有利な場面が多く、単体GPU無しで軽〜中量級のゲームタイトルや画像編集もこなしたいというニーズに対して非常に刺さります。
  • Ryzen 5 220
    • 特徴: 2025年に投入された「Ryzen 200」シリーズ。高性能なZen4世代ベース(モデルにより構成差あり)、内蔵GPUもRDNA 3(Radeon 740M)へ進化しています。
    • コスパ: 電力効率と総合性能はトップクラスですが、最新世代であるため搭載PCはまだプレミアム価格帯に寄っています。現時点での「手軽な安さ」というよりも、将来性を見据えたハイエンドモバイルとしての立ち位置です。

当店の評価としては
N100の位置づけ 「サクサク」ではなく「軽作業なら問題なし」
Intelブランド → 安定・法人・省電力 AMDブランド → iGPU・コスパ・マルチ性能
Core 5シリーズについてはCore iシリーズからのブランド再編につきラインナップの優劣については今まで通りといったところです。